米子市尾高の松田内科クリニック 内科・神経内科・小児科

診療のご案内

◎神経内科

神経内科という診療科をご存じない方が多く、精神科と混同されることがあまりに多いのです。精神科が従来、精神神経科とか神経科とかいっていたため、神経内科もそのたぐいと誤解されているようです。
神経内科とは、神経系の病気をみる内科です。あくまでも内科の一分野です。神経とは中枢神経、末梢神経という意味での神経であって、精神という意味ではありません。神経内科は、英語ではneurologyといいます。直訳すれば神経科なのですが、精神科が神経科という名前を使っていたので、神経内科となったのです。
循環器疾患をみる内科は循環器科、呼吸器疾患をみる内科は呼吸器科、消化器疾患をみる内科は消化器科というように、神経系の病気をみる内科が神経科といきたいところですが、上記の理由で神経内科なのですが、誤解をさけるために、脳神経内科と標榜しています。
さて、神経内科の扱う領域は、中枢神経系(脳や脊髄)、末梢神経系(運動神経、感覚神経、自律神経)、そして筋肉です。精神的問題は精神科の領域ですが、二次的な精神症状は対応します。歴史的に精神科が扱うことが多かったてんかんは、神経内科でも扱います。てんかんは決して精神病ではありません。頸椎や腰椎の病気で、外科的治療を要しない人は神経内科の領域です。
具体的な病気としては、脳血管障害が数としてはメインであり、その他いわゆる神経難病などをみます。

こんな症状の人はご相談下さい

頭が痛い。首筋や肩が痛む。手足がしびれる。感覚が鈍い。
力が入らない。めまいがする。夜眠れない。  など。

病気の種類としては

1. 脳や脊髄の病気

脳梗塞、脳出血、片頭痛、てんかん、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、髄膜炎、多発性硬化症、
筋萎縮性側索硬化症、老人性痴呆、脳性麻痺 など。

2. 末梢神経の病気

神経痛(三叉神経痛、坐骨神経痛など)、多発神経炎、ギラン・バレー症候群 など。

3. 筋肉の病気

多発性筋炎、筋ジストロフィー、重症筋無力症 など。

4. その他

頚椎症、腰椎症、いわゆる自律神経失調症、不眠症 など。
(注)明らかに精神的問題のある場合(分裂病、神経症、そううつ病など)は、精神科を受診して下さい。

脳梗塞

血液の固まりなどが血管に詰まってしまったために、神経細胞が死んでしてしまう状態を脳梗塞といいます。
主な症状としては、からだの片側に麻痺やしびれ、手足の感覚が鈍る、言葉がしゃべれなくなるなどがあり、意識障害が起きることもあります。

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脳出血

脳の内部で小さな動脈が破れて出血し、脳の中に血のかたまりができる「脳内出血」と、 脳の表面を覆っている軟膜とその外側のくも膜の間に出血する「くも膜下出血」の2つがあります。
気分が悪くなり、頭痛、めまい、吐き気。そして失禁してしまうこともあります。

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慢性硬膜下血腫

頭部外傷後慢性期に頭蓋骨の下にある硬膜と、その下の脳との隙間に血(血腫)が貯まる病気で、 血腫が脳を圧迫して様々な症状がみられます。 一般的には軽微な頭部外傷の後に、頭痛、片麻痺、精神症状などで発症します。

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手の震え

不随意(ふずいい)運動と呼ばれる無意識の手の振動をいいます。
時には、筋力の低下や運動失調によって動きが不安定になることも「震える」と表現されることがあります。

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◎内科

高血圧

最高血圧が140mmHg以上、最小血圧が90mmHg以上の場合を高血圧言います。
そのまま放っておくと動脈硬化から心不全や心筋梗塞、腎不全、細血管障害からの脳出血などの循環器系の命にかかわる病気を引き起こす危険因子です。

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高脂血症

高脂血症とは、血液中の脂肪(普通はコレステロールや中性脂肪)が正常値を超え、 からだに悪影響を招く状態を高脂血症といっています。
そのままの状態で放置しておくと、動脈硬化を引き起こす原因になります。

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